レクチャーコンサート・企画
「こんな大きな楽器は少々身長がないと無理でしょう・・・・」
こういった日本人独特の偏見が、コントラバスに触れる機会を遠ざけているような気がします。
音楽の基礎、土台になるのは低音域、ベースであることを先人の音楽家たちは楽曲の中で
作り上げてきました。わが日本国は特にそのことを知らない人が多すぎる・・・
一昨年
コントラバスを子供のうちからも触れてもらえるように、ざ・低音一家は
関東地方でレクチャーコンサートを行いました。。。
それこそきちんと構えることはまだできなくても、弦をポンとはじくだけで
子供たちは大喜びでした。
そして低音域というものが、どれほど大事なのか、そして「縁の下の力持ち」
的な楽器の印象をカラフルに塗り替えることが出来たときの
発見といったらないでしょう。親子でも楽しんでいただけるようにお母さんやお父さんとも参加いただいたりもしました。
日本がまだ戦国時代のころ、コントラバスの先祖、ヴィオローネはすでに誕生し、コントラバス最古の描写画が
1518年のもので残っています。
楽器の出現から絵画描写が現れるまでの間隔は、
ベサラボフ等の研究によれば当時では15年から20年ありますので
15世紀末にはすでにコントラバスは実在していました。
そんなことを思うと、なんとわが日本国は世界から遅れていたのでしょう。。。。
少しでも音楽の楽しさ、低音域の重要性、そしてリズムの重要性、
コントラバスは男女、年齢関係なく、誰もが気軽に楽しめる楽器ということを、知っていただけたら
幸いです。そして何歳からでも遅くはないのです、憧れのコントラバスを弾いてみませんか?
大人向けレクチャーコンサートや
親子で楽しんでいただくレクチャーコンサート などコントラバスを知っていただくため
↑神奈川県相模大野でのレクチャーミニコンサート
↑静岡・スノドカフェでの親子レクチャーコンサートこんな小さい子が
チャレンジしてくれました。最初は恥ずかしそうだったけど
音を出してくれたときは満面の笑。
↑大阪桐蔭女子大学
関屋キャンバスでのレクチャーコンサート。この日は組長単体で行いました
↑ライヴ中のフリップを使っての楽器紹介コーナー
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